「カエルの楽園」が地獄と化す日 / 百田尚樹・石 平(飛鳥新社)★★★
百田尚樹著「カエルの楽園」(★★★★★)は日本人必読の本である。その「カエルの楽園」が現実化してきており、現在もうすでに最終段階に入りつつあるという。恐ろしいことだ。つまりどういうことかというと、日本が中国に武力占領され、日本国民が虐殺されるということだ。この対談では4つのシナリオが想定されているが、いずれも悲惨な結末だ。石 平は元中国のエリートで最近日本に帰化した人であるが、その氏が、「中国人にはもともと日本人を根絶やしにしたいという願望がある」とか、「中国の軍人は日米同盟が消滅したらすぐに日本へ核を打ち込むことに躊躇いはない」などという恐ろしい発言をしている。中国が武力攻撃を仕掛けてくるはずがない、などと考えている能天気な日本人が多いかもしれないが、マスコミや新聞が伝えないだけである。中国に武力占領されたモンゴル、チベット、ウイグルの悲惨な国々の現状も全く報道されていない。かの国々では、自由と文化が奪われ、中国共産党による虐殺が現在進行形で行われているのである。もし、日本が中国に占領されたら?さらにひどい大虐殺が起きるであろう。(平成29年11月)